歯みがきで守ろう!愛犬・愛猫のお口の健康
- 7月12日
- 読了時間: 3分

「うちの子はまだ若いから大丈夫」そう思っていませんか?
実は、3歳以上の犬・猫の約80%以上が歯周病などのお口の病気を抱えていると言われています。
さらに、小型犬では1歳以上の約90%が歯周病予備軍とも言われており、年齢に関係なく早めのケアがとても大切です。
歯周病ってどんな病気?
歯周病は、お口の中で歯周病菌が増殖し、歯垢(プラーク)や歯石が溜まることで起こる病気です。
食後に付着した歯垢は、約3〜5日で歯石へと変化します。
歯石になってしまうと、ご家庭での歯みがきでは取り除くことができません。
歯石が蓄積すると歯ぐき炎症が起こり、歯肉炎から歯周病へと進行していきます。
歯周病が進行すると⋯
歯周病は単に口臭が強くなるだけではありません。
進行すると、
歯ぐきが腫れる・出血する
強い口臭がする
歯がぐらつく・抜ける
歯を支える顎の骨が溶ける
下顎の骨折を引き起こすこともある
さらに重症化すると、お口の中の細菌が血液を通して全身へ広がり、全身疾患につながる危険性もあります。
また、歯が痛くなることで、
ご飯が食べにくくなる
毛づくろいができなくなる
元気がなくなる
など、生活の質(QOL)の低下にもつながります。
歯石を取るには全身麻酔が必要
一度付着した歯石は、動物病院での歯石除去が必要になります。
歯石除去は基本的に全身麻酔で行うため、年齢や持病によっては処置が難しくなる場合もあります。
だからこそ、毎日の歯みがきで歯石を作らせないことが何より大切です。
おうちでできる歯みがきのポイント
①毎日行うのが理想
歯垢は数日で歯石になってしまいます。
理想は毎日ですが、難しい場合でも最低3日に1回を目標に続けましょう。
また、できれば子犬・子猫の頃から始めると、歯みがきに慣れやすくなります。
②少しずつ慣らしていきましょう
最初から歯ブラシを使う必要はありません。
まずは、
口周りを触る
唇をめくる
指で口の中を触る
奥歯まで触れれるようになる
という順番で少しずつ慣らしていきましょう。
何週間かかっても大丈夫です。愛犬・愛猫がリラックスしている時間帯に行うと、受け入れてもらいやすくなります。
③その子に合ったアイテムを選ぼう
歯みがきグッズには、
歯みがきシート
歯ブラシ
歯みがきペースト
などがあります。
歯ブラシが苦手な子も多いため、最初は歯みがきシートから始めるのがおすすめです。
無理をせず、その子に合った方法で続けることが一番大切です。
➃できたらたくさん褒めてあげよう
歯みがきが終わったら、たくさん褒めてあげましょう。
「歯みがきの後におやつをあげたら意味がないのでは?」と思われる方もいますが、多少効果が減ったとしても、歯みがきを嫌いにならずに続けられることのほうが大切です。
歯みがきペーストを、ご褒美代わりに使うのもおすすめです。
歯みがきは短時間で楽しく
歯みがきは1〜2分程度で終わらせるのがポイントです。
長時間無理に続けると、歯みがきが嫌いになってしまうことがあります。
「しっかり褒める」
「短時間で終わらせる」
この2つを意識しながら、毎日の習慣にしていきましょう。
当院でも歯科ケア講習会を開催しています
「歯みがきのやり方がわからない」
「嫌がってうまくできない」
「どんな歯ブラシを選べばいいの?」
そんな方のために、当院では歯科ケア講習会を定期的に開催しております。
歯みがきのコツや、おうちで続けやすい方法をわかりやすくご紹介していますので、ぜひお気軽にスタッフまでご相談ください。
大切な家族がいつまでも美味しくご飯を食べ、健康に過ごせるよう、一緒にお口の健康を守っていきましょう。




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